一年の始まりは何月?

Noricoda in 宮通研 ミニ

 

 皆さんにとって一年の始まりは何月でしょうか。日本は1873(明治6)年に太陽暦を導入してから、1月1日が年の始まりとなりました。しかし、官公庁や学校などは、4月1日を年度の開始日としています。これは明治政府が財政制度を整備するために欧米の会計制度を参考にし、イギリスの会計年度(4月1日~翌年3月31日)に倣い、1886(明治19)年から会計年度を4月始まりに統一したからです。それに伴い教育制度も4月始まりになりました。また、日本では農閑期の春は子どもを学校に送り出しやすい時季でもあったようです。一方、欧米の学校は9月始まりが多いですね。それはヨーロッパの収穫時期が夏で、それが終わった後に学年がスタートしていたことの名残です。昔は、子どもも重要な労働力で、暮らしと年度が密接に関係していたことがわかります。

 4月といえば、白一色の世界に花や樹々の色が戻ってくる季節です。昼の時間のほうが長くなり梅が咲けば春の訪れを感じます。桜の開花は新たなスタートを祝福しているかのようです。日本人にとって「春」はまさしく一年のスタートの季節ですね。

 この春、51年目の全通研、37年目の宮通研を共に歩き始めましょう!

 

会長  宮澤典子